冬の天の川




昨夜3月6日午後7時35分から午後8時までほぼ南中している「冬の天の川」を撮影してみた
カメラはEOS6D 改造カメラ 赤道儀はポータブル赤道儀SWAT350 ノータッチガイド
レンズはEF24-105の24ミリ 絞りは開放のF4である
ISO感度3200で露出80秒間を18枚露出して合成した
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ぎょしゃ座から冬の大三角の間が冬の天の川である
風が吹いて花粉が吹き飛ばされたようなので 昨夜撮影してみたが
自宅ベランダからなのでイチゴ栽培ハウスの電気照明が明るく下の方は黄色の光害で良くない
自分はあまり写真のレタッチをしないので そのまま少し下の方だけ彩度を落とした

我が家から広角レンズで天体を撮影するのは向いていない
このあと「しし座」も撮影したが明日でも発表する




フルサイズとAPS-Cの比較


最近天体用に改造してもらったカメラEOS6Dと以前から天体用に使っているKissX7iの比較の為
昨夜 EOS6Dでも先日撮影したばかりのバラ星雲を撮影して比較する事にした

カメラはEOS6D 赤道儀はいつものSWAT-350ポータブル赤道儀 レンズはシグマ望遠ズーム150-600
撮影日は17日午後7時20分から 焦点距離600ミリ 絞りは開放の6.3 ISO感度3200 オートガイダー使用
3分露出を30枚合成したのが下の写真 ほぼノートリミング
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下は比較の為2月13日に撮影したX7iでの画像 違いはこちらはF7.1 枚数19枚コンポジット後は同じ
同じレンズだから同様の写りだった こちらもほぼノートリミング
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当然の結果だがフルサイズ機はAPS-C機より広い範囲が撮影できる
拡大したい場合はやはり APS-Cのカメラが有利だ 写す範囲でこれからカメラを選択できる

昨日掲載したシャフト軸に付ける書見台は星図本を縛り付けておかないと時間が経過して落ちてくる
当然予想できたが この照明付き書見台は便利なので小型三脚に留めて使う事にした


ウェイト軸雲台利用の星図書見台




天体写真を撮影する場合必ず必要になるのが星図である
一番便利なのが全天が見られる野外星図で 自分はこれを主に使っている
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全天が見られて大変便利なのだが 広げると場所を取るし 紙の折り目が痛んでくるし湿気で湿る
そこで 本になった星図も使っている 英語版のポケットスカイアトラスであるリング綴じなのがいいのだ
野外星図を折りたたんだ広さより小さい ただ星図だけでも80ページもある
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80ページあるので この全天図のページを見ないと目的の星座をすぐ出せない
下はこの目次チャートだが下段は南の空なので開くことは無い
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ところで たぶん最近の天文マニアは知らないだろうが こんなパーツを持っている
バランスウェイトシャフトに通して使う雲台で 「タカハシ」製品である 35年以上前に買ったものだ
当時多分小型赤道儀で望遠鏡でガイドしながら星野写真を撮るつもりで買ったのだが結局使わなかった

この雲台を捨てずに持っていた ユニテックのポータブル赤道儀のシャフト直径は16ミリでこれは18ミリだ
少し緩いので薄い透明な板を入れたら自分の赤道儀SWAT350に使えそうだ
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ユニテックのSWAT-350赤道儀のシャフトに取り付けたタカハシ雲台
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これを使って星図本スカイアトラスを置く台にする事にした
撮影したい星をカメラに導入する為 星図と見比べながらやるのだが 下に本を置いていると
しゃがんだり立ったりして足腰の悪い自分には体に負担が大きい 一度しゃがむと立つのが困難
思わず三脚を持つとそれで三脚が動いてしまう

カメラやファインダーの近くにあれば立ったまま見られて一番いいと前から思っていた
そこで 星図本が入る薄い木の箱を作る事にした
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完成した星図専用書見台である 星図が見えるよう電池とSWとLEDも付けた
白いLEDに黄色のセロファンを巻いた 赤色LEDだと赤い線が見えなくなるからだ
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ウェイト軸雲台を赤道儀に取り付ける シャフトは3本必要だったが書見台を付ければ2本でも良さそうになった
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厚いアルミ板に1/4インチネジをタップで切り 箱の裏に貼り付けたのでそこに留めた
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実際にスカイアトラスを置いた カメラ2機種の撮影範囲枠も作っていてこれも便利だ
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タカハシ雲台はスムーズで実に使いやすい 本を置いて全体で1kg重くなる
今までシャフトを3本使っていたが2本で済む バランスウェイトは3kgなので4kgのバランスウェイト使用となる
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書見台の方向角度は簡単に変えられる 星を探すのに便利だ
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カメラやオートガイダーのガイド鏡や素通しファインダーを置く架台もコンパネ合板で作り直した
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アルカスイス規格のプレートやキャッチャーを使い前後左右に移動してバランスを取りやすくした
とにかくパワーの弱いポータブル赤道儀で長焦点レンズを使うのでいろいろ工夫がいる
SWAT-350ポータブルはその中で最高の性能を持った赤道儀である

架台裏側の写真
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全周微動の新しい回転ユニットに取り付けた架台取り付け部
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取り付けてみる
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気休めだが長焦点レンズのタワミを抑える工夫も
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前後左右に動かせて重心を中心上に持ってこられる架台になった
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歳とって天体写真を撮る為に 自宅で出来るよう最大限今まで工夫や実験を繰り返してきた
これで ほぼ完成したかな まだ実際に使っていないから分からないが多分便利になったと思える
今までだと星図を見てファインダーを覗いて位置がどうだったかもう忘れているのだ これも歳のせいか脳が衰えてる
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今夜は晴れるかな? 赤道儀は発泡スチロールで自作した大きな箱をいつも被せている
箱を取り外せばいつでもすぐ短時間で撮影準備が済むのがいい 今夜この書見台を試してみよう

今回自作した星図書見台はタカハシのシャフト軸雲台が現在では入手不可能です
真似してみるにはビクセンシャフト雲台に自由雲台も取り付ければ出来ると思う




薔薇星雲 NGC2237




バラ星雲はいっかくじゅう座の有名な散光星雲である中心部には散開星団NGC2244と重なっている
導入はプロキオンとほぼ近い赤緯なのでやりやすい
カメラのファインダーにかろうじて散開星団2244の6個の星が多分あれだと小さく分かるからだ

昨夜 この薔薇星雲をシグマ150-600ズームレンズを600ミリ側望遠で撮影した
実は最近2度撮影に挑戦したがどちらも北風が強く レンズが長く風で揺れてすべて失敗だった

やっと昨日の2月13日風が納まったので 午後7時15分から撮影開始
今回は画面いっぱいに大きく薔薇星雲を撮りたかったのでAPS-CサイズのEOSX7iを使った
露出は3分間 絞りはF7.1 感度3200 32枚撮るつもりだった
オートガイダーM-GENを使用したので ガイドは大丈夫だろうと8時までほったらかしで8時頃確かめに行った
星が流れている ガイド失敗だった

もう一度基本の赤道儀SWAT350の極軸を真北に合わせ直して8時20分頃から 再撮影した
ところが いつの間にか南中を超えて撮影していたので途中からのはバランスが崩れ遊びでガイド失敗だった

写した中から使えそうな19枚の写真を ステライメージ8でコンポジット合成したのが
下の薔薇星雲である 宇宙に咲いた真っ赤なバラの花びらである
写真はクリックしてご覧ください
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かもめ星雲




毎日ものすごく寒い朝は毎日氷点下3度か4度で今朝も-4度だった

天体用に改造したフルサイズデジカメEOS6Dを使って昨夜も試験撮影してみた
赤道儀はポータブル赤道儀SWAT350 M-GENオートガイダー使用

今回はレンズはキャノン300ミリF4望遠単焦点レンズである それにキャノンの1.4倍エクステンダーを取り付けた
撮影対象はシリウス北東にあるIC2177(通称カモメ星雲)という散光星雲だ
焦点距離は420ミリ 絞りはF6.3 感度3200 露出時間2分50秒を32枚撮影
撮影開始時刻は2月6日午後7時半 午後9時過ぎに終了
すでに撮影時氷点下3度だったが乾燥していて霜はつかなかった

ステライメージ8でコンポジット合成してみた 色が赤が濃すぎたかな
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真っ赤なかもめが浮かび上がった
微光星がいっぱい写った

比較の為 今年1月14日にX7iで撮影したかもめ星雲を発表すると
これはシグマの望遠ズームレンズ150-600を400ミリf7.1で撮影18枚合成である
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APS-Cサイズの方が400ミリなのに大きく写っていてこれはこれでいい レンズ口径はシグマの方が大きい




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