ノータッチガイドのM83




今年の春 何回か系外星雲を撮影しようとシグマの望遠ズーム150-600の600ミリを使って
カメラはAPS-CサイズのEOSX7i で撮影してみるが 35ミリ換算では
960mm相当の焦点になり ポータブル赤道儀ではとてもノータッチガイドでは無理なのだ

そこでオートガイダーM-GENを使っているが 今年は何故だかガイド失敗してばかり

天体撮影は自宅ベランダに三脚固定
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今年になって理由不明でオートガイドしているはずと思っても星が流れて失敗する

北斗七星周辺の系外星雲は全く撮れなかった そこで南の空なら大丈夫か試してみた
M83を撮影したのだが 南の空も3分露出は流れて駄目だった

M-GEN使用はあきらめて 90秒露出でISO感度を6400にして撮影したら
ノータッチガイドでも写るかもと試験撮影してみた

5月10日 21時20分~22時5分まで 600ミリ焦点 絞りF7.1 90秒露出を30枚合成して
やっと どうにかM83の渦巻が確認できる写真が撮れた カメラはX7i

うみへび座のM83 写真は一部トリミング
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ノータッチガイドのポータブル赤道儀と価格の安いシグマ望遠ズーム600ミリでの限界だろうと思う
この写真から判断して極軸も合っている でもなぜかオートガイドは失敗する

失敗の理由はまだ分からない ガイダーの液晶画面ではまともに追尾ガイドしているように見える
オートガイダーを使うのはこれだから難しい これからはガイダー使わず感度を高くして90秒以下の露出に抑えて写そう




バンビの横顔




アンタレス付近の撮影した時時刻はすでに5月10日になっていた
普段は早寝しているのでこんなに遅くまで起きている事は無い

折角なので 続けて同じズームレンズでバンビの横顔と呼ばれる領域を撮影してみた
時刻は24時35分から25時12分まで 同じ135mmF3.5 感度3200で 露出60秒を36枚撮影した
SWAT350ポータブル赤道儀ノータッチ撮影 ISO感度3200である

それを合成したバンビの横顔付近である
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仔馬(小鹿?)のバンビの頭の形が白い微光星がみっしりと集まって見える 初めて写した空の領域であった
暗黒星雲が入り乱れ M8やM20が下に M16やM17等の散光星雲が上に入りいい構図だ
画面中央で右の散開星団はいて座のM23である それにしても微光星のなんと多い事か
クリックして大きな画像でご覧ください




失敗ばかり




久しぶりに天体写真である
春は遠くにある(銀河系の外側)の天体系外星雲が撮影できるチャンスなのだが 今年もいい天気が少なく
ついに系外星雲を上手く撮れなかった 何故だかオートガイダーがうまく機能しないのか
どこかに間違いがあり 何回か撮影した星がわずか流れていて人に見せられない写真しか撮れない

系外星雲は遠くにあり見かけの大きさが小さい そこでAPS-Cサイズカメラに600ミリの望遠レンズを
取り付けて撮影するが 数分間の間にノータッチガイドだけでは流れてしまう
MGENというオートガイダーを使ってオートガイドするのだが 何故か理由不明で星が流れてしまう

その失敗例 M51子持ち星雲
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おおくま座のM101渦巻星雲
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5月9日快晴だったので再びおおくま座付近の系外星雲撮影に挑戦したがやはり駄目だった
そこで 長焦点はあきらめてノータッチで簡単に撮影できるレンズ135mmとEOS6Dを使ってカラフルな
散光星雲が写るさそり座のアンタレス付近を撮影した

こちらは広い範囲だしカメラのファインダーで探し出せる オートガイド無しで自動で撮影できるし
お手軽気楽な撮影だった

撮影データ
赤道儀SWAT-350ポータブル赤道儀 レンズ70-200ズームレンズを135mm 絞りF3.5 ISO3200
カメラはEOS6D改造カメラ アンタレス付近に向けて
5月9日23時38分から 露出時間60秒を36枚撮影し 36枚をコンポジット合成した
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冬はオリオン座 夏はこのさそり座付近がカラフルで面白い
オレンジ色の輝星がアンタレスで その右にM4球状星団が写り 赤や青色の散光星雲が広がる
横に長く暗黒帯が写るように横構図で今回は撮影した




アンタレス付近




今朝3時トイレに起きて 外を見ると星が出ていた
最近PM2.5の値が高くてすっきりしない星空ばかりで 月も大きくなっている
この時刻には月も沈んで出ていないので 星がたくさん出ているように久しぶりに思えた

ポータブル赤道儀SWAT350に70-200ズームレンズを取り付けたEOS6Dでノータッチ撮影した
レンズ焦点は135ミリ絞りF3.5 ISO感度3200 露出時間80秒を31枚撮影した
撮影開始3時7分から撮影終了3時51分 アンタレス付近である 薄雲がありアンタレスなど輝星が滲んでいる
先日は縦構図で撮影したので今回は横構図で撮影した

横に伸びた暗黒帯が良く分かる 写真をクリックして大きくしてご覧ください
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もう少し撮影できそうなので 天の川の一番明るい部分を縦構図で続けて撮影した
すぐに空が明るくなってたった2枚しか撮影できなかった 3時58分に撮影終了

2枚を合成した写真 右上の散光星雲がM20その下にM8散光星雲 右下がM7散開星団まで写っている
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それにしても 朝4時には空が明るくなるのだ夜が短くなったと感じる
今年の春は天気が良くなくまたも春のいろんな銀河が写せないまま季節が変わってしまった




大気汚染と天体写真




春は晴れていても大気汚染がひどい日が多い 花粉も飛んでいるし 大陸からの黄砂である
この記事を書いている今日17日午前6時現在も黄砂が多いようだ
下の写真は昨日午後3時の風景だが 近くの山でも大気汚染で霞んでいる
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この時刻の佐伯市のPM2.5の濃度は外出を控えたほうがいい汚染度だ
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午後4時の値はさらにひどくなった
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天体写真を趣味にしていると このPM2.5の値が気になる
16日の朝2時半頃早起きして天の川を撮影しようと思った
ところが天の川は晴れているが全く見えない さそり座のアンタレスはかろうじて見える
やはり大気汚染で見える星の数が少ない

試しにアンタレス付近をIR改造EOS6Dで撮影してみる事にした
レンズは70-200ズームレンズで200ミリ望遠側 絞りはF3.5 ISO感度3200 露出時間1分
これを24枚撮影した 晴れて雲は無いが星が少なく24枚とも眠そうな写真しか撮れていない
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この中の1枚だけだとコントラストが弱くぼやけて星が少なくこんな写り方だが
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それでも天体画像ソフトのステライメージで24枚の写真をコンポジット合成すると下の写真になった
下の明るいオレンジ色がアンタレスであり その右に球状星団M4が写っている
暗黒帯の模様やいろいろな色の散光星雲がわかる写真になった
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この時刻の汚染濃度は15くらいで そんなに高くなかったのだが 本当にきれいな空の状態で撮影したい
次回は透明な空気の中で撮影して比較してみよう




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