EOS6Dを天体用に改造




立春とはいえ寒波がすごい 昨夜も寒かった
1月に友達のMさん方に遊びに行った時の事
Mさん愛用のペンタックスデジタル一眼カメラを今天体用に改造に出しているというのだ

自分は今まで改造済みのキャノンEOSX7iを使っている
でもデジタル一眼は他にも持っていてほとんど全く使う事が無かった新品同様の5年前購入した
キャノンEOS6Dを持っている これは小型だが映像素子がフルサイズ 今までのX7i はAPS-Cサイズで小さい

最近分かったのだが天体マニアに一番使われているのが EOS6Dと知ったのだ
そこでMさん方から帰ってすぐ Mさんに聞いていたカメラ改造してくれるところにすぐカメラ本体を送っていた
それが改造が終わって自宅に届いた 改造料金は税込みで32400円+送料だった

改造する理由
普通の一眼カメラは画像のカラーバランスを人間の色感覚に基づいて自然に整えるため
撮像センサー自体のカラーバランスを調整するための特殊な色調整フィルターを内蔵させている
この色調整フィルターを取り除くと撮像センサーに入射する光がカットされなくなるため有効感度が上昇し
特に赤く輝く散光星雲などから放たれるスペクトル領域(Hα)付近の感度が大幅にレベルアップする その為
改造専門のカメラ工房にフィルターを外す作業を依頼して改造するのだ

せっかちな自分は昨晩この新しい改造されたEOS6DをSWAT赤道儀に搭載し夜を待つ
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最初は雲が多かったが だんだん晴れ間が広がった
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撮影開始はジャスト午後7時
レンズはキャノンのEF70-200F2.8 レンズは絞りを3.2にしてISO感度は3200
どのくらいがいいか分からないが100ミリにしたらオリオン座のベテルギウスもリゲルも入るようだ
露出時間は今までの経験で60秒とした 撮影枚数は連続で55枚撮影 その後ダークファイルも6枚撮影
気温は最初丁度0度だったが-2度まで下がった ノータッチガイドであるからテレビを見ながら待つ

初めてのEOS6Dで撮影したオリオン座の中心部
ステライメージ8でコンポジット合成である 100ミリでの撮影
オレンジ色の巨星ベテルギウスの右上の大きな赤い散光星雲はエンゼルフィッシュ星雲と呼ばれるらしいが
エンゼルフィッシュ下半分だけ写っていた
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ここで 比較の為昨年12月17日撮影した X7による画像と比較してみる
これはレンズは同じだが70ミリで撮影 ただし感度は1600で 露出は80秒 枚数は50枚の合成
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昨夜は家の真南にあるイチゴ栽培ハウスの電気照明が灯らなかったのがラッキーだった
やっぱり フルサイズカメラとはっきり違う事が自分で証明できてうれしい
X7iより若干ボディが重いだけだが 天体用にして良かった




自分用に天体カタログ作成




今日の天体ショー 皆既月食を楽しみにしているが ちょっと天気が心配だ
赤い月食中の月と星を同じ画面に撮りたいのだ 天気よ良くなれ!

今日の予報より
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最近天体写真にはまっているが 写したい天体をカメラに収めるのは結構難しいのである
そこで 明るいすぐ判別できる主な恒星の位置を経度と緯度の数値を記入したものを作って見た
緑色で書いたのが星の経度の数値 青い文字が緯度の数値で赤い文字は赤道より南という意味だ
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もし赤い満月が今日見られるなら 午後10時過ぎに上の図の「レグルス」と書いた文字の”ス”の上当たりのはずだ

全天でこの16個の恒星を基準星とした
これら明るい基準星はカメラのファインダーで十分に確認できるし 導入が簡単だピント合わせにも使う

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次にエクセルで自分が写したい天体のカタログを自分専用に作って見た
130くらいの自分用天体カタログを作った それを全部印刷してみた 3枚に収まった
赤経は何時何分までの単位 赤緯は北側が+ 赤道より南が-で 10分の1度の単位までとした
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赤経と赤緯の数値を記入したので 基準の恒星との位置の差を計算して撮影目的の位置を
赤経と赤緯目盛りで今後は導入しようと思ったからだ

ポータブル赤道儀の赤緯の目盛りなど1目盛りが2度だが 秒の単位を省略した これが結構面倒な作業であった




ランニングマン星雲




昨日は朝から午後3時頃まで雨だった 関東地方では大雪で交通マヒ 羽田も成田も積雪だった
大雪で被害にあわれて困った方大変でしたね

前々日PM2.5の少しあるすっきりしない空で オリオン座大星雲M42&M43を撮影したが
完全に満足ではないので 昨夜も840ミリ長焦点で7時過ぎから同じオリオン座を狙った 月齢5.3

4分間露出を1秒間隔で自動的に繰り返して撮影させた 撮影は最初決めるのが難しいだけで
あとはカメラが自動でやってくれるので 部屋でテレビを見ながら撮影できるのだ
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最初の2枚だけがどうやら写っているが 後はいつの間にかすぐ霧が発生したようである
40分後外に出てみたらもう霧の中機材はぐっしょりであった やっぱり雨の後はいくら晴れていても
霧になるんだった

というわけで上の写真で左端のコマ写真にある四角い枠のなかの星雲
昨日初めて名前を知った その名は「ランニングマン星雲」 走っている人が暗黒星雲として見える
30年以上前には 聞いたことも無かった名前だ
今では 誰でも素人同然だった方が簡単に星雲を撮影しだして いろんな名前をつけていて
最近天体写真に復帰した自分には名前を聞いてもどこだか全く分からない
天体星図には MとかNGCとかICとかと数値だけで通称は書かれていないので全く知らないのだ

改めてオリオン座の上に雲のようにある散光星雲をここにトリミングして掲載する
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いかにも両手を広げてゴールに入った「ランニングマン」だった
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オリオン大星雲




昨日はPM2.5の値が高く遠くは霞んで空は白かった
夕方からの天気をGPVで確認する 上空に薄い雲は出ているが星の撮影を試みる

今回の撮影実験は 所有するポターブル赤道儀で長焦点撮影に挑戦してみる事だ
今回初めて シグマズーム150-600にキャノンの1.4倍エクステンダーを付けて撮影可能か実験である
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600×1.4=840ミリのレンズに相当する しかもカメラはAPSCだから 35ミリフルサイズに換算すると
840×1.6=1344ミリ相当の長焦点レンズになる

午後7時から撮影準備にかかる
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バランスにも細心の注意が要る オートガイダーMGENも使う
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レンズは開放で撮影する F9に相当する
撮影対象はオリオン座大星雲のM42とM43だが その上に青い星雲があるこれは「ランニングマン星雲」と
呼ばれているそうだ オリオン大星雲は鳥が羽根を広げた形に見えるが 頭の部分がM43 広がった羽根の部分が
M42だそうだ 今まで自分は間違って認識していた

感度はISO3200 1分露出を6枚 2分露出を6枚 4分露出を20枚撮影してみた
やはりいくつか 星が2重になった写真が数枚あった 残りをソフト「ステライメージ8」で合成したのが

M42(下)&M43(上の星雲)である
写野をいっぱいに広げたM42オリオン座大星雲が写っていた
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やはり星像は甘いがこれ以上は自分には難しい 限界だ 加工ソフトを使えばこんな写真にもなる
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これは好みなので 最初の画像で自分は満足だ
1.4倍のエクステンダーも使える場合もあるという事が分かった実験だった
ポータブル赤道儀でも注意深くやれば800ミリを超す長焦点ガイドもかろうじてOKだった




バーナードループとM78と馬頭星雲




昨日 1月18日夕方 雲の予想GPVでは雲が無い快晴だが遠くの山は少し霞んでいる
午後7時頃オリオン座は見えるが冬の天の川までは見えない状態だったが 200ミリレンズで
M78星雲付近を撮ってみた 馬頭星雲を右下ギリギリに入れてバーナードループが少し入るように
撮影してみた 

レンズはキャノン70-200ズームを200mm焦点で 絞りはF3.5 ISO3200である カメラはEOS X7i
露出は40秒を13枚 80秒を38枚の合計51枚
それをステライメージで合成コンポジットした 他の加工ソフトで色は加工していないサイズを縮小しただけ

バーナードループとM78と馬頭星雲
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レンズが明るいので 短い時間で撮影できた ノータッチガイドである
やっぱり靄や大気中の塵があったのだろうと思える




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