M42オリオン大星雲




オリオン座の大星雲M42を今回 真面目に撮影してみる事にした
オリオン座の中心は明るくて普通に同じ露出の写真を何十枚もコンポジットしても中心は白くとんでしまう

12月19日M42のみを撮影する事にした
カメラはいつもの改造キャノンEOS X7i 絞りは7.1 レンズはシグマ望遠ズームの600ミリで狙う
カメラのISO感度は3200 カメラのノイズを減算するダークファイルを4種類最初に撮影
ダークファイルとはカメラのレンズ前をキャップで覆って撮影時と同じ条件で撮影したノイズのデータファイルだ

午後6時半から 15秒露出を6枚 30秒露出を6枚 1分露出を6枚 3分露出を6枚撮影しておく
見た目は皆18枚とも真っ黒な画面である これを平均処理してそれぞれノイズ減算ダークファイルとする

その他 少し明るい時に撮影したフラット画像も要る これはレンズ特有の周辺減光をキャンセルする為必要
フラットファイルはレンズの焦点距離と絞りだけ合わせて夜明け前の暗い空などで撮影して置く
この少し明るいフラットファイルも6枚撮影して平均処理している 下はその例
周辺が少し暗い事がわかる ソフトでこの画像を元に周辺の明るさを正しく全ての写った写真を補正する作業が要る
0290002112.jpg

午後7時40分からいよいよM42の撮影に入る M-GENでオートガイドした
中心部だけから だんだん周囲まで写った写真を4種類作るのが目的だ
最初は15秒間露出を6枚撮影
0290002105.jpg

次に30秒露出を6枚撮影
0290002106.jpg

同様に 1分露出を6枚撮影
0290002107.jpg

最後に中心部は白くとんでいるが 淡い部分が写った3分露出を43枚さつえいした
0290002108.jpg

全部の 撮影が終わったのが午後10時8分だった ダークファイル用以外に合計61枚の写真を撮った

翌日ステライメージで画像を露出時間に分けて4種類作る その4枚の画像を再びステライメージで合成

その画面 15秒と30秒と1分と3分露出を加算平均処理コンポジットした画像を読み込んだ
0290002103.jpg

こんどはこの4枚の画像をコンポジットするが加算処理コンポジットした
こんなに手間をかけて撮影コンポジットしたのは天体写真を始めて初めての作業だった

いろいろ手順は人によって違うが画像加工ソフトで仕上げたのが下の写真

600ミリレンズで撮影した M42オリオン大星雲
0290002104.jpg

画像の加工次第でどうにでもなるようだが 個人個人で好みが分かれる
何日も分けて撮影する人もいるそうで 本当に天体写真は凝り方でみな違う
1枚の写真を撮るのに自分は2時間以上時間をかけた 翌日の画像処理に2時間はかかる

1枚の写真に合計4時間もかけるのは 自分には残り少ない人生の時間無駄遣い作業だと思うが 無駄をして満足だ
満足いかないのはレンズが10万円代の安いレンズ(しかもズームレンズ)で描写がシャープに出ない事
これは自分が予算で選んだので仕方がない




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