ダーク&フラット補正



天体写真友達のMさんは 最近天体写真に一生懸命取り組んでいる
自分はそんなに真剣にやっていない 先日Mさんとこに遊びに行ったら
「フラット補正をした方がいいよ」という話になった

自分はこれまで「ダーク補正」だけやっている ダーク補正が何故必要かというと
天体写真は長時間露光だし感度も3200とか6400などに上げて撮影するため
カメラから発生するノイズが多いのだ

これを補正するために カメラに光が入らないようにキャップをかぶせた状態をつくり 同じ条件
レンズの種類とか焦点距離とか絞りとか撮影温度が同じ撮影時間も同じ真っ黒な写真を撮ります
当然その場合ノイズだけが写っていることになり そのノイズを撮影した天体写真から
引き算してノイズを消すのですが その事を「ダーク補正」と呼びます

友達のMさんは「フラット補正」もした方がいいよと薦めてくれる
「フラット補正」するとレンズによる「周辺減光」の影響が補正できるのです

フラット補正するには少し暗くなりかけた夜空や暗い曇り空でレンズの前にトレーシングペーパーを
置いて やはりその撮影レンズの同じ焦点距離や同じ絞りで撮影した写真を使ってその映像を元として
フラットフレームを作り レンズの周辺減光やそのレンズのみ持っているレンズの特性を補正する
フラット補正の作業が必要になるのです

結構その作業が煩わしいので フラットフレームは今まで作っていませんでした

今回簡単にダークフレームやフラットフレームが作れるようにレンズフードに被せて
撮影できるものを作ってみたので 自分の方法を紹介します

ボール紙でレンズフードに被せる筒を作った
下の写真で左下はトレーシングペーパーを張ったフラットフレーム用元画像撮影用に
右下は光を通さないキャップでダークフレーム用元画像を撮影するためである
028657146.jpg

自分が主に最近使っている天体撮影レンズはキャノンの70~200ミリズームレンズである
ズームレンズなのでレンズフードが花形なのであるが
028657147.jpg

ほとんど望遠側で使うのだからと筒を作ったのだ
028657148.jpg

レンズキャップをレンズにはめてもいいのだがレンズフードが奥が深いので
キャップの取り付けや取り外しの際レンズに手を触れて焦点がずれるのを防ぐために
光を通さない筒をかぶせてダークフレーム用の元になる真っ黒な映像が写るキャップを作ったのだ
028657149.jpg

下はトレーシングペーパーを張ったレンズキャップでフラットフレーム用の少し明るい均一な明るさ画像を撮るレンズキャップだ
028657150.jpg

黒く塗った
028657151.jpg

ダークフレーム作成用レンズキャップ
028657152.jpg

フラットフレーム作成用のレンズキャップ
028657153.jpg

なるべく天体写真撮影した時に同時にこれらダークフレームやフラットフレームを作るのが好ましい
撮影時の気温でノイズの出方が違うからだ これらの方法で撮影した補正に使う
写真は複数枚撮影してコンポジット合成してダークフレームやフラットフレームを作っておくのだ

なかなか天体写真は初心者の自分にはまだまだ難しい 面倒な事が多い

フラット補正なしでは 周辺減光が見られる 以下2枚はフラット補正無い場合だ
中心部より外側は少し暗い事が分かってもらえるだろう
028657154.jpg

028657156.jpg


上の写真を今回のキャップで作ったフラットフレームでフラット補正すると周辺減光の影響が減る
028657155.jpg

028657157.jpg

という事なので 今後はフラット補正も面倒がらずにやろうかなと思っている

ダーク補正やフラット補正について ←クリック


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