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ピント確認マスクの実験




先日 自作透明バーティノフマスクを紹介したが
天体関係の大先輩Tさんから 「私は丸い穴を二つ開けたマスクを使っているという事と
縦横だけ線を引いた透明マスクの方が製作が簡単でしょう」という意見を頂いた

そこで 実験してみる事に
二つのマスクを入れ替えられるものをボール紙とアクリル板で作って見た
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こちらが縦と横だけ線を引いた透明マスク
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二つの穴を開けたマスクも作る
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縦横の線だけの透明マスク
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二つの穴だけのマスク
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遠くの明るい電球で試した カメラはEOS6D レンズは300ミリ 縦線横線だけの透明マスク
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二つの穴のマスク ピントがずれていると二つの丸が
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ピントが合うと一つの丸に
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1等星ベガで実際に試すと 縦横のみでは
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自作透明バーティノフマスクの場合
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結局 ロシアのバーティノフさんが考案したバーティノフマスクを透明マスクで線を数多く引いたものが
真ん中の線を両方の斜め線の中間にやる方法がやはり一番判りやすい事が実験で確かめたが

どの方法でも 穴が二つの方法も 縦横十字の線でも 同じようにピントは慎重にすれば合わせられる
各々個人の好きな方法でやればいいだろう




バーティノフマスクを更に改良




最近ピント合わせに使うバーティノフマスクを自作してるが 筋がいくつもあるとより光条が大きくなることに気付いた
70-200ズームレンズのフードにぴったり収まる透明バーティノフマスクを作成した
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透明アクリル板に細かくカッターナイフで引っ掻いて出来るだけ数多くの線を引いた
線の間隔は滅茶滅茶だがだいたい揃ってればいい
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曇っていて星が見えないので1000メートル以上遠方の電灯を撮影してみた液晶モニター
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星よりかなり明るい光源だが70ミリでも100ミリでもピントが合うと大きな光条が出る 究極のバーティノフマスクを作れた

その後翌日実際の1等星で確認した
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紙製バーティノフマスク




透明バーティノフマスクを自作したばかりだが これは直径が小さい
主に使うシグマ望遠ズーム専用の 紙で作った径の大きな自作バーティノフマスクを改良する事にした

透明バーティノフマスクは透明なアクリル板をカッターナイフで線を細かく傷つけて作った
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今回この黒い紙のバーティノフマスクでもスリットの数を増やしたら たぶん同様に良いのではと思いついた

透明は関係ないと思った 下はAmazonで売っている市販のバーティノフマスクのカタログページである
2000円くらいから4000円台までいろいろあるが どれもスリットは似たようなものだ
自分は これら既製品より優れたものにしよう
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これを見て紙でマスクを作っていたのだが このスリットの数を倍以上にしたら高精度になると考えた
今までボール紙をカッターナイフで切って作ったので工作が難しくあまり細かくするのは紙が厚く大変だった
そこでここを黒い画用紙を使って作れば 画用紙は薄いので工作できると思った
まず今のバーティノフマスクのスリットがある部分を大きく切り取った
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黒画用紙なら薄いので1mm幅でカッターで切ることが出来る
今までのは3mm幅だったので3倍の精度になるはずだ
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これが画用紙で作ったスリットのたくさんあるマスクである
実はこれは切り抜く作業が大変だった 隣までカッターで切ってしまいそうで 2度とやりたくない
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これを前面に貼り付けた 1ミリ間隔なので少し押したらちぎれて壊れそう 取扱に注意がいる
ボール紙ならできないが画用紙で薄いからどうにか工作できたのだ
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シグマ望遠ズーム150-600のフードに納める
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1等星ベガをいれてカメラ液晶モニターを撮影してみた 600ミリの場合は充分わかる 今までよりずっと解り易い
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300ミリでは像はかなり小さくなるが大丈夫だった これでシグマ望遠ズームもピント合わせがスムーズにいきそうだ
紙製だが かなり高精度なバーティノフマスクに改良できたと感じた




透明バーティノフマスク自作




天体写真を撮影する場合難しいのは正確にピントを∞に合わせる事だ
明るい星を中心にいれて液晶モニターの倍率を10倍にして星をシャープに合わせるのだ
星は点像なので あっているかモニターではわかりにくいのだ
レンズの∞マークはまったくずれていて あてにならない事がわかる

ピントを確認する為にバーティノフマスクというレンズフードに取り付けるパーツが販売されている
3方向のスリットがマスクに開いていて 星の光の開設で細長い米マークを液晶モニタで見て合わせる
自分は 金をかけたくないので全部ボール紙でこれを真似して自作したのを使っている

自作なので精度が良くないが 400ミリ以上のレンズだと充分自作のでも使える
300ミリ以下の焦点のレンズではピントが∞に合っているか分かりにくい

最近天体関係のFBで透明なバーティノフマスクを使っている人がいる事を初めて知った
この商品は広角レンズでも光条が大きくなりシャープにピントを決められるらしい

販売しているサイトを探し出したが価格が6000円以上もして自分には手が出ない
透明にするだけで広角レンズでもピントが合うとは考えられないが 薄いアクリル板で自作して実験してみた
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その結果 やっぱりこれでは駄目だった

販売しているサイトの商品写真をよく見てみて気が付いた 筋がいくつもある
これだ! と閃いて透明なアクリル板に定規でいくつも線をカッターナイフで傷をつけた
とても疲れた それに線の間隔が揃わないし 定規を動かないよう強く押さえる指が震えだす始末で大変だった
数多くの線があることで光条が解り易くなるのだろうと理解した
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それでも何とか頑張って下の写真のような物を作った
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左が今回作った透明バーティノフマスクで 右側は今まで使っていた厚紙で作った自作バーティノフマスク 黒く塗っている
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レンズフードの中に入れて使う
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昨夜上弦の月が輝くなかで ベランダに出して月の傍に見える火星をいれて試験してみた
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今までの黒いバーティノフマスクでは105mmの焦点ではピントが確認できない
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透明な自作バーティノフマスクではどうにか確認できる事がわかった
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恒星ベガで試したら 精密にできていないせいなのだろう このくらいの画像だった でもなんとか分かる
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∞遠のマークとくらべるとこれだけずれているのだった カメラはEOS6D レンズは24-105の105mm
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贅沢は出来ない身なので 自分はこれで今までよりは良くなったから我慢しよう
お金のある方は やはり販売されている製品を買われた方がいいと思う




ただ今迷走中




台風12号は東から西へと不思議な逆な動きをして屋久島・種子島付近へ移動し中国へ向かう迷走台風だ
こちらでは幸い被害はなかったものの雨が降ったり止んだりの天気だ
31日になったが今朝も台風の影響で雨が降っている 天気図を見ると鹿児島の南で停滞している

一昨日も昨日もウォーキングに出かけると突然の豪雨でずぶ濡れになったりする もう2回も経験した
夏なので帰ってシャワーを浴びるので濡れてもいいが靴が乾かない 今日は歩くのは止めだ

自分の天体撮影システムも長い間 迷走してる 今年の春からオートガイダーM-GEN(1軸)でのオートガイドが失敗続き
SWATと相性が悪いのかと思って 新しく発売されたばかりの安い赤道儀EQM35proを買った
しかし この赤道儀(2軸ドライブ)でもM-GENによるオートガイダーは成功しなかった

写真はこの赤道儀の三脚部分である大きく開いて安定性はいいのだが脚が広がり過ぎである
脚が長くて切って短くしてもそれまでの格納発泡スチロール箱から飛び出るほどなのだった
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EQM35proでも追尾撮影できるが自動導入はアライメントが面倒だし とにかく赤経赤緯軸に
ベアリングが無い事で動きが重たいし 手動で微動できないいちいちコントローラーを使う必要がある
重たくてバランスが取れているのかわかりにくい

自分にはポータブル赤道儀SWAT-350の方が動きが軽く使いやすいようだった
結局赤道儀を使い慣れた元のSWAT-350に戻す事にした
写真はEQM35proの三脚 これでも短くした結果だ
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以前から持っていた三脚にSWAT350を載せて撮影実験したがオートガイドは失敗だ
M-GENのガイド鏡はしっかりと取り付けてあり 問題点は無いのである
極軸もポールマスターで真北に調整している
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でもこの大型三脚でもオートガイダーの実験ではオートガイド失敗だった

そこで M-GEN購入した販売店に自分のM-GENがおかしいと連絡した
早速販売店から返事が来て サポート担当者当てに製品を送ってくださいという事であった
宅急便で販売店のサポート宛にM-GENコントローラとガイド鏡やケーブルなど送って診てもらう事にした

ただ この試験は実際の星空で撮影するしか方法が無い 天気や月が無い時や担当者が
勤務外の夜 自宅(東京の空)で実際に撮影して確かめるしか方法が無い

まだ当分の間 M-GENが正しいのかわからない

昨年の夏や冬時期にはオートガイダーは成功していた その時は別のSB工房オリジナル試作品の三脚だ
そのオリジナル三脚に戻す事にしてやり直す事にした
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以前の三脚は開脚度がこれ以上広がらないので新赤道儀用に作り直した台は広すぎる
3個同じ石をホームセンターで買ってきて内側に置いてこの上に三脚を載せる
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この三脚の天板である
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下の台地になるコンパネ合板から引っ張って簡単に動かないようにしている
上からも棚板を引っ張って脚を支えているように工夫している 専用に作った三脚だ
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やっと元の三脚に戻した アルミパイプの脚は天板に直付けで固定で留めている三脚だ
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600ミリ望遠ズームレンズは重たいのでバランスウェイトのシャフトは3本つないでいたが
長いと振動するだろうと 2本にして追加のバランスウェイトを自作した 赤い部分が自作した800gのウェイト

最近FBのお友達から月刊誌「天文ガイド」の最近号にM-GENについて説明があると教わった
バックナンバーの5月号6月号7月号を誠文堂新光社同に注文して記事を見たが 別に自分のやり方に問題点は
見つからない コードも問題は無い不思議なのである 今年は本当にM-GENで数か月迷走中なのである
だいたい75mmのガイド鏡でフルサイズ換算では960ミリ相当になるので1軸の赤経駆動だけでの
正確な追尾は無茶な撮影可能限度であるが どこまで出来るか自分の出来る限度を確かめたい
長焦点過ぎてこのガイド鏡では無理だと言われる予想がつくが送って確かめてもらう事にしたのだった

このように 台風と同じでまだまだ迷走中な自分のシステムだ
販売店からのMGENの試験結果が知らされるのを待つしかない




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