三ツ星の北

最近毎日風が強すぎる 凧揚げもできないし天体観測も駄目
天体観測小屋も吹き飛ばされそうで怖い しっかりと4本のベルトで吹き飛ばされないように縛っている
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昨夜23日午後7時45分から9時15分までオリオン座の三ツ星の北を撮影してみた
風は夜になって少し収まったからなのだが 震動が心配なので70-200ズームの135ミリで撮影した
絞りはF6.3 感度は1600 露出は3分間を30枚撮影し 今コンポジットしてみた

M78星雲とバーナードループの一部を写した 左下に馬頭星雲が写っている
構図は失敗だった
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こちらの構図の方が良かったかな
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大きい写真は下をクリックしてご覧ください
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昨夜は0度くらいだったが 今朝は-4度まで気温が下がっていた
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暗視野ファインダー使用

自分のポータブル赤道儀SWAT350であるが 固定してだんだん自分用に使いやすくと進化させている
何度も時間を繰り返し経験を積んだポータブル赤道儀の進化も最終段階へとやっと時間をかけてきた

望遠レンズを使って目的の天体をカメラの写野の収めたい場合 まずその天体の位置にカメラを向けるのだが
これには星図が必要になる 星図に薄い透明なプラスチック板にマジックで写野を描いたものを自作し使っている
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この透明プラスチック板を重ねて撮影レンズでどのくらいの範囲が写るか参考になるのだ
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先日M-GENオートガイダーとのバランスを取るため反対側にドットサイトファインダーを置いてみたが
このドットサイトファインダーの位置合わせは小さな六角レンチでする為 難しいこの時使った
自由雲台に望遠鏡のファインダーを取り付けるといいのではと思った

今まで上からみて左側に置いていたM-GENを右に取り付ける事にした
その為にアルミ細板を2枚ボンドで接着し張り合わあせて厚さ4ミリのアルミ板を作った
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片方はカメラネジ穴のネジ穴タップを作る
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アリガタプレートにこれを1/4Wボルトで留めて 右側にM-GEN取り付けるように作ったのだ
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横から見ると M-GENを取り付けるアルカスイスプレート台はフレキシブルに回転できるようにした
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これでM-GENオートガイダーを反対側に これまでM-GENがあった場所には小型自由雲台を取り付けた
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小さな望遠鏡に使う3cmファインダーを自由雲台に付けてみた
何故この位置かというと自分の効き目は右側だからだ もし反対だとかなりカメラから
かなり飛び出る方向に出さねばならないから無理だったのだ
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3cmのファインダーは小さすぎる 5cmが欲しいのだ
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これでも使えるかと思うが、もっと大きなファインダーしかも暗視野照明付きが望ましいので注文した
ビクセンが販売している5cm口径7倍暗視野ファインダーをアマゾンに注文していたのが届いた 長さは短かい
対象天体によっては5cmくらいのファインダーでは見えないものが多いが 周囲の星から推察可能だろう
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ファインダーを自由雲台に取り付けるクイックシュー台をベニヤ板端切れで作る
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とりあえず黒のビニールテープで巻いて取りつけた ワンタッチで自由雲台に取り付けられる
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赤緯軸左右のバランスも良さそうだ
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調整してみよう
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ファインダーの中央に目的が来るように自由雲台で留める
ファインダーの視界は約7度である 280ミリ望遠レンズが写す範囲くらいがファインダーで見える視界だ
ファインダーは天文用だから倒立像で見える 視界は本当はずっと広いのだがデジカメで撮ったから狭いだけだ
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なかなか良さそうに思える
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M-GENもファインダーもクイックシューで簡単に取り付け&取り外しがで出来る
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ファインダーにも露除けヒーターがいる 今日の新聞折り込みチラシを芯にしてニクロム線を巻いて
5cmファインダー専用のヒーターを作って見た
とにかく身近にある有り合わせの物を使って工夫して実用化するというプロセスが楽しい
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5VのUSB電源から すべてのヒーター関係の電流を供給しているので
心配になりこの前作った電流計で 総電流を計測してみた1アンペアをわずかに切れていた大丈夫だ
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最終的にビニールテープはベタベタしてくるので 金物で挟む様にして色を黒く塗った
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ボルトとナットで挟んで暗視野ファインダーの完成だ 十字線照明は一番暗くして丁度良さそうだった
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等倍のドットサイトファインダーも使いやすいが 少し右に左に上に下に動かしたい場合などわかりにくい
カメラのファインダーではまったく暗い星は見えず真っ暗でどこを入れているのか分からない
この暗視野で十字線を照らすファインダーなら目的を真ん中に入れる事が出来ると思うのだ
ただ心配なのがファインダーは倒立画像だから慣れるのに少し時間がかかるかな

50mm口径で7倍なら瞳直径は7mmある 人間の瞳が開いた直径なので一番明るいはずだ
しかし 出来上がったばかりで使っていないから 使いやすいかはまだ実験していない






M1かに星雲

シグマ600ミリ望遠ズームにキャノンの1.4倍エクステンダーを取り付けて使用可能なのか
ポータブル赤道儀でどう写るのか試験してみる事にした 超望遠なのでかなり無謀な撮影といえる
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600ミリの1.4倍なので840ミリの長焦点だ カメラはAPS-Cなので 35ミリフィルムに換算すると1340ミリだ
これをSWAT350で撮影できるかの試験である 
狙ったのは「おうし座M1」である 通称「かに星雲」と呼ばれるが小さいのでなかなか形が良く分からないのである

1月16日 ISO感度1600にして絞りF10 7分露出を13回やってみた
時間は午後6時50分から午後8時22分まで撮影してみた
やっぱり 星がひょうたん型やダルマ状になったり二重になったりのが大半だった 風は大分収まっていたのだが
ポータブル赤道儀にはほぼ無理な長焦点だ わずかな木造家屋の震動や風が伝わるのだろう

オートガイドも失敗だったのだろうと思える その中から少し良さそうな5枚だけをコンポジットしてみた
かに星雲は超新星爆発の残骸なのである 1054年に超新星爆発しその時には昼間でも見えたと
日本では藤原定家が自身の日記『明月記』に記録を残している
中国の記録『宋史』「天文志」に客星現ると載っているのだ 2年間輝き続けたそうだ

840ミリ(1340ミリフィルム式換算)で撮影した「かに星雲」
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トリミングしてみた写真
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全体は佐渡島のような形で赤いフィラメントの模様がわずかに写った
この実験でやはり 600ミリにエクステンダーは相当難しい事がわかった
空の条件のいい時にまたこの長焦点での撮影に挑戦してみよう




天体友達がやって来た

15日の日曜日はるばる由布市から天体友達Tさんが我が家にやって来てくれた
20年くらい前難病で手術した頃保健所に行く事が増え当時佐伯保健所の所長だったTさんと知り合った
当時自分はすでに体の都合もあり天体撮影は止めていた が天文ファンのTさんは我が家にも来てくれた事がある

Tさんから先日メールが来た「使っていた赤道儀が昨年12月に壊れたので 価格の安いケンコースカイメモS
が自分のパーツに使えるかどうか知りたい」というので 「それなら見に来ませんか」と伝えていたからだ
Tさんと会うのは十数年ぶりなのである 楽しみに待っていた

機材や写真を持ってきて見せてくれた アリガタプレートがスカイメモで使えるか同じサイズなのか知りたかったそうだ
メーカーに問い合わせたら 「他社製品と同じサイズとか互換性は教えられない」との返事だったそうだ
メーカーってパソコン関係等どこもそんな返事なのだ

故障した赤道儀である これはTさんが新婚旅行でニュージランドへ行くときにニュージランドで
撮影する為に買ったそうだから もうかなり年季の入った赤道儀だ 修理すれば3万円以上かかるそうだ
五藤光学のマークX1をベースにしたポータブル赤道儀だ
結局アリガタプレート・アリミゾのサイズはほぼ同じで使える事がわかった
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極軸合わせにはK-ASTECの微動架台を使っている これはケンコーのよりはるかに丈夫そうだ
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自分の持っているスカイメモはこれだが まったく未使用といっていい持って出たことが無い
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Tさんの三脚は重くて大きい
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最近買ったCCDのカメラで望遠鏡に接続し惑星などの動画を撮影しソフトでコンポジットしているそうだ
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Tさんは自宅にドームを建て現在はタカハシ15cmの屈折で普段は撮影している 上のCCDカメラで撮ったそうだ
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こちらは15cm屈折800ミリEOS6Dで撮ったバラ星雲
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アンドロメダ座大星雲
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自宅では高価な冷却CCDも持っているのでこんな写真も撮れる
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スマホを望遠鏡の接眼レンズ部分に取り付けるパーツがありそれでもいろいろ写るそうだ
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アルデバランの食をスマホでうまく写るのには驚いた
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Tさんからメールで送ってもらったスマホでの写真だ アルデバランとあの時の明るい月が同じ露出で撮れていた
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Tさんは 定年まであと6年もある 若い 自分はもう20年以上天体写真はやっていなかった 70歳から再開し始めたのだが
Tさんは 工夫やいろんな撮影を昔から継続してやっているようで自分が知らない事だらけだった

Tさんも自分と同じで撮影した画像を加工ソフトでいじることはほとんどしない
画像加工ソフトでいろいろ炙り出したりはしないという そんな時間がもったいないと云う
写すための工夫とか工作などのプロセスが楽しいので その点は自分と同じだった

自分のスカイメモを買ってもらおうかと思ったが スカイメモ自分が買った時より1万円も安くなっていて
今は2万円代で新品が買えるそうなので Tさんは新品をアマゾンで買うという事にし
自分もこのまま売らずに持っておこう そのうち使う時もあるかもしれない
夏にはTさん方に行ってみるつもりだ Tさん方をグーグルアースでみたら天体ドームがちゃんと写っていた




ドットサイトファインダー

先日友達のMさんが 新しいドットサイトファインダーを買ったと云って持ってきて見せてくれた
オリンパスの製品だ スマートな形である 彼のカメラはペンタックスである天体用として考えられていて最高だ
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カメラから外すと 使用していない場合はカバーが閉じて防湿に優れている
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OPENのスライドで電源も入り使われるように蓋が開く
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Mさんの最初に買ったドットサイトファインダーは六角レンチで位置を合わせる必要があったこれが面倒だから買い直したのだ
このオリンパスの製品はレンチが要らずにつまみを回すだけで位置の調整が出来るので使いやすいようだ
但し夜の天体撮影用には考えられていなくて輝度が明るすぎるようだ でも一番暗くすれば使えそう

自分は以前価格の安いこんなものを買ってカメラに取り付けらえれるよう改造している
これは昼間鳥を追いかけて撮影するため買った照準器で 今は使っていない これも天体用には照準が明るいのだ
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自分が天体用に使っている透過型ファインダーだ もう20年以上前に望遠鏡用に買ったものだ
これも3年前天体撮影を始めた時にカメラに付けられるように改造した
白い三つのつまみで位置調整 右の黒いつまみがSW兼輝度調節 その上はのつまみは点滅の調整
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これは天体用としては最高にいい レチクル(照準)が暗いからだ
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欠点は恰好が悪い事と外気に触れている45度の透過スクリーンにすぐ夜露がついて見えなくなることだ
でも照準が暗いので使いやすく気に入った商品だ

なぜこのようなドットサイトファインダーを使うのかというと 星を撮影する場合星図を見て
目的の天体をカメラの真ん中に入れるのだが カメラのファインダーではどこをみているのか
ほとんど分からないから この等倍のファインダーがそのまま空が見えるので割と役に立つのである

今もっと使いやすいシステムを考案中である 出来上がったらここにまた掲載しよう




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カラスの目

Author:カラスの目
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